理容師

理容師になるために必要なこと

理容師になるためにはまず理容師の養成施設に入所し、その後必要な知識、技術を身に着けて卒業し、理容師国家試験を受験し、最終的に理容師名簿への登録申請を行い免許取得となります。

まずは理容師の勉強ができる養成施設に入所する事が必要となりますが、この入所資格は高等学校卒業者であること(当分の間は中学校卒業者も可能)が必要となり、修業期間は2通信課程で3年以上、昼間、夜間で2年以上が必要です。

理容師の学ぶ養成施設

理容師になるためには養成施設に行き、理容師に必要な知識、技術を学ぶことが必要となりますが、理容師になる学校は昼間、夜間の通学による学校と通信教育があります。
昼間、夜間の通学の学校は全国200か所以上あり、厚生労働大臣もしくは都道府県知事指定の養成施設があります。
資料を取り寄せて見学できる日や体験入学できる日を調べて学校の様子など確認しておく方がいいでしょう。

昼間、夜間の施設のほとんどが春、4月の入学で願書については10月ごろの配布となっています。
秋に入学できるところもありますが、200以上の学校のうち一部のみです。
ここで2年以上の教育を受けて理容師国家試験にチャレンジすることになります。

通信教育も全国200カ所以上の学校で行われています。
通信の場合、入学は春、秋と2回行われることが多く、通常4月と10月です。
募集期間については各養成施設によって違いがありますので、必ず確認しましょう。
通信教育の場合、3年以上学ぶことが必要です。

理容師の国家試験の概要

理容師の国家試験を受ける事ができる受験資格は、平成10年4月1日以降に入学した人の場合、昼間過程、夜間過程で2年以上、養成施設で課程を修了した人、通信課程の場合、3年以上課程を修了した方、また平成10年3月31日以前に入学した方は昼間過程1年以上、夜間課程1年4か月以上、通信課程2年以上が必要です。

ただし平成14年3月31日までに1年以上、実地習練ができていない場合、受験資格は得る事が出来ません。

試験は実技試験と筆記試験がありますが、筆記試験のみ、また実技試験のみ合格したという方は、次回受験においてだけ、合格だった試験が免除されます。

理容師試験は官報公告に例年11月に広告され、願書配布、受付とも11月中です。
実技試験は例年2月、合格発表は例年3月末に行われています。
実技試験は秋田県、山梨県、長野県、岐阜県、滋賀県、鳥取県、長崎県、大分県、宮崎県を除く、各都道府県で実施されます。
筆記試験は北海道、岩手県、宮城県、埼玉県、東京都、神奈川県、石川県、愛知県、大阪府、兵庫県、広島県、愛媛県、福岡県、鹿児島県、沖縄県で行われます。

これに合格し、理容師の登録を経て理容師として働くことができるようになります。