毛糸編物技能検定

編み物の先生になりたい、教室を開きたい方にお勧めの毛糸編物技能検定

編み物の先生になりたいとか、カルチャースクールで編み物を教えたいと思う方などにおススメの資格として、毛糸編物技能検定があります。
この検定は文部科学省が後援している技能検定試験で公的資格となりますので、履歴書への記載ができます。

カルチャースクールなどに就職したいと思う方などは、こうした毛糸編物技能検定の資格を持っていれば、履歴書に活かすことができ、就職に大いに役立つ資格となるでしょう。
この資格は1級から5級の資格があります。

毛糸編物技能検定の1級から5級とは

毛糸編物技能検定の5級は毛糸編み物のもっとも基礎的な技能と知識を持っていることを認定します。
4級は毛糸編み物の基礎的な技能と知識があることを証明する資格で、3級は基礎的な技能と知識、さらに応用できる能力を持っていることを証明する資格です。

2級となると毛糸編み物の専門的な技能と知識を持っている事、さらに指導者補佐ができる資格で、1級は専門的技能と知識、さらに指導ができる資格となりますので、指導者として様々な場所、施設、場面で活躍できる資格となります。

毛糸編物技能検定は誰でも受験できるもの

この毛糸編物技能検定については年齢や性別、学歴などを問うことなく、誰でも受験できるもので、級に関しても下の級が必要という事はないので、どの級からでもチャレンジできます。

平成21年度からは毛糸編物、レース編物両方で志願表に専用となる左利き問題での受験希望カードを添える事で左利き用の専用試験問題で受験できるようになっています。
誰でも安心して試験ができるように、5級、4級、3級については試験問題にふりがなが付いています。

試験は例年、9月の第三日曜日に全国指定会場で行われます。
試験合格は原則、得点率が7割以上とされており、合格不合格両方に受験者に向けて郵送によって通知され、合格者には合格証が交付されます。
この合格者のうち、優秀な成績を収めた方には、文部科学大臣賞や全国検定振興機構理事長賞、日本編物検定協会会長賞などの賞が授与されることになっています。
こうした賞があることで検定について、より高い技術で臨みたいという方が多くなっています。

1級合格者については指導者としての実力がある者として、また2級合格者については指導者補佐の実力がある者として認定する合格証明書が交付されます。
1級合格者は6年間のうちに3階、審査委員資格認定、資質向上研修会を受講することによって、毛糸編物技能検定教会の審査委員資格者として認められています。

編物を楽しむという事だけではなく、技術を広く伝えるという意味でも、この資格は非常に有意義なものと考えられます。
高齢化社会になり編物など、趣味として習いたいという方々が多くなっている事もありますので、毛糸編物技能検定によって指導する立場となれば、就職という事に大変有利になると考えられます。