企業のコンサルタントを行う公認内部監査官
皆さんは「監査」というとどんな仕事を連想するでしょうか。
恐らく、「企業が行っている不正を摘発する仕事」
を連想するのではないでしょうか?
実際、「監査」という仕事にはそういった一面があるのも現実です。
でも、よく考えて下さい。そうやって監査が不正を摘発する前に、大切なのは
「企業がコンプライアンスから逸れたことをしないように、修正をしていく」
ということではありませんか?
不正の摘発も大事ですが、
そもそも「不正」がなければ摘発をされることもないのです。
時として、企業では「不正をするつもりはなかったのに、間違ってその行動をしてしまっていた」
「行き過ぎが結果として不正につながってしまった」ということがあります。
どんな理由があれ、不正は不正であって許されることではありません。
しかし、だからこそ「不正行為になる前に企業にアドバイスを行い、
正しい道へと導く存在」が必要になります。
「公認内部監査官」の仕事は、まさにそういう仕事だと考えて良いでしょう。
企業が脇道に逸れたことをしないように、しっかりと監視を行う仕事です。
企業が企業として正しくあるために、
アドバイスをするお仕事である公認内部監査官は、
企業のとても大切な部分を担っていると言っていいでしょう。
そんな公認内部監査官についてご紹介したいと思います。
公認内部監査官は世界で行われている資格試験です
公認内部監査官は「CIA」と呼ばれており、
実は日本だけでなく世界で実施されている試験です。
日本絵は1999年から日本語の試験が可能になり、
これまでに数千人が資格に合格していると発表されています。
世界では10万人を超える程度の合格者ですから、
まだまだ数が多いとは言えないでしょう。
しかし、企業の内部監査を重視している上場企業では
公認内部監査官の必要性が高まっていると言われ、
今後は需要も高まっていく可能性がある試験です。
公認内部監査官になるには試験に合格する必要がありますので、
試験勉強をして合格ができる様にしておかなければなりません。
試験は3つの項目にわけて行われ、
今はコンピューターによる試験も行われているとか。
試験は出題範囲がかなり広いと言われていますので、
しっかり勉強をして試験に挑みましょう。
公認内部監査官は、
企業が正しい道を歩んでいくためのお手伝いをするとても重要な資格です。
ぜひ、公認内部監査官の資格について学んでみて下さいね。