中小企業診断士ってどんな仕事?
日本にはいろいろな企業があり、
その会社の規模もそれぞれ。
大企業から中小企業まで多くあり、
それぞれがそれぞれの世界で努力をするからこそ日本経済が成り立っています。
その中で、「中小企業診断士」という資格は「中小企業」に特化する国家資格ですね。
中小企業に限りませんが、
企業の中には経営上の問題を抱えているところも少なくなく、
それを解消できないから売り上げが上がらないというところも存在します。
そして、そういった問題点と言うのは自分たちではなかなか気づかず、
問題点が放置されているケースもあります。
中小企業の場合は限られた規模での運営になっていることが多いので、
どうしても「客観的な目」が失われてしまいがち。
そして、その中で苦しんでいる企業がたくさんいるのです。
中小企業診断士は、そんな企業の経営状態を見た上で問題点を発見し、
そのアドバイスを行う仕事です。
「どうやったら売り上げが上がるんだろう、
どうやったら経営状態がよくなるんだろう」、
そんな風に悩んでいるとき、
中小企業診断士は問題点を見つけた上で的確なアドバイスを行い、
経営が改善できるようなお手伝いをするわけです。
助言をしたことで経営状態がよくなる企業と言うのは、
実はわりと多いそうですよ。
こうしたアドバイスを行う仕事ですので、
中小企業診断士には的確な助言を行う力が必要になりますし、
また専門的な知識も必要になります。
この中小企業診断士を目指す人はわりと多い様で、
インターネット上では合格者の体験談などが語られていますね。
しかし、その体験談を見る限り中小企業診断士の資格は
そう簡単に取得することはできないようです。
中小企業診断士の試験はとっても難しい
中小企業診断士の試験は国家試験です。
まず、それだけでも難しい試験であることが解ると思います。
難易度で言えば中級なので「そこまで難しくはないのでは」と思われそうですが、
なんといっても中小企業診断士の試験は出題範囲が非常に広いので、
そこを頭に入れることが大変です。
試験は一次試験と二次試験がありますが、
中小企業診断士の一次試験は合格率が15~20パーセント、
二次試験は10~20パーセントとかなり低く、
相当頑張らないと合格はできない試験であることは確実ですね。
このため、中小企業診断士の資格試験を受ける人は
独自に学校へ行くなど工夫をしていることも多いとか。
勉強をすれば合格はできる試験と言われていますが、
とにかく出題範囲が広いので「頑張って勉強をする」というのが基本。
適当にしていたら、
まず受からない試験だということは頭に入れておきましょう。