司法書士ってどんな仕事をする仕事なの?
士業で有名な資格の中に「司法書士」がありますよね。
司法書士は書類のスペシャリストであり、
登記などに関するお仕事を請け負っています。
士業の中には書類を扱う仕事がいくつかありますが、
その中でも「登記」に関する書類を請け負うのが司法書士ですね。
不動産を新しく購入した場合や相続した場合、
そして住宅ローンを完済した場合は登記の手続きをしなければなりません。
不動産を新しく購入した場合は
「この土地と建物は自分が買ったものだ」という登記をしなければなりませんし、
相続をした場合は持ち主が変わったことを登録しなければなりません。
そして、自宅の住宅ローンがあるうちは「抵当権」がついていますので、
完済した時点で抵当権抹消届を出さなければなりません。
登記にもいろいろな種類がありますので、
それに合わせて登記を行うことが司法書士の仕事になります。
また、最近になってクローズアップされてるのが「成年後見」ですね。
例えば障害をお持ちの方がいる場合、正しい判断能力がしにくいことがあります。
世の中には、そこを利用して悪徳商売をしようとする輩がいますので、
そういった行為からきちんと守ることができるようなサポートをしなければなりません。
そこで、利用されているのが「成年後見」という制度です。
この制度では、ハンデを持っている人をだまそうとしている輩からその人を守り、
法律を適用してサポートするという方法がとられています。
この成年後見を行うのも、司法書士の仕事になります。
債務整理のお仕事も
ローンを返すことができなくなってしまったなどのトラブルが起きた時、
債務整理をこなうのが司法書士のお仕事になります。
その人が借金を抱え婚d根締まっている場合は、
きちんと借金の整理をして出発することができるようにしなければなりません。
それが再出発の第一歩だからです。
司法書士は、そんな債務整理の仕事についても請け負います。
こうして書くだけでも、
司法書士というのは本当にいろいろな仕事をしていることが解りますよね。
それだけに司法書士になるための試験は難易度も高く、
なんと合格率は3パーセントに満たない年も。
これだけでも、どんなに難しい資格なのかが解るでしょう。